気学・易学には、東洋の叡智がつまっています。「気」とは何か、さらには、気学・易学の全体像をお話しした前回に続き、今回は、より具体的な学びを進めていきましょう。気学・易学の世界で重要になってくるのが「五行」と呼ばれるものです。これは、世の中のすべてのことは「５つの要素」に分けられるという考え方のこと。それぞれが独立して意味をなしているだけではなく、互いに作用しあって物事が成り立っていると考えられています。つまりは、この５つの要素と役割を理解さえすれば、世の中の道理が、どのように組み合わさって起こっているのか、すべて分かるということです。五行図を読み解けば人間関係も見えてくる！もちろん、人間も５つの要素に分けられます。一緒にいると、なぜだか気持ちが落ち着く人。いつも雰囲気が悪くなってしまう人。相性が良い・悪いとよく言いますが、実は、これには五行が大きく作用しています。それぞれが持つ意味合いや特徴を知ると、自分自身や周囲との関係性も見えてくることでしょう。そして、この五行を知ることは、事象の発生源を理解するだけでなく、悩みや問題を解決する術にもなってくれます。企業の社員研修なども手掛ける、講師の岸本郁夫先生が、初心者にも分かりやすく、丁寧に教えてくださいます。インターネットのサイトや出版物などでも気学・易学を紹介したものは多くありますが、今回、ご紹介する「五行図」は、岸本先生のオリジナルであり、一般的なものとは異なります。この講座でしか知ることのできない、より奥深い気学・易学の世界。毎日を明るく、未来を拓くヒントになってくれるはずです。気学・易学を一緒に学んでいきましょう。

---