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藤原直哉の経済の見方・経営の見方 第2回 経済を見るポイント【株式会社あえるば取締役会長 藤原 直哉】

経済を見るポイントについて



経済ってどんなふうに物を見たらいいかということを、最初に基本的な部分をお話し
していきたいと思うんです。皆さん、大学に政治経済学部があるのをご存じだと思います。
IT経済政治学部と言わないですよね、必ず政治経済学部と言います。政治と経済とどっちが
大事だと思いますか。両方大事なんです。

しかし、実は政治がちゃんと機能しないと経済も機能しないんです。政治というのはですね、
例えが悪いかもしれないけれども、経済というものを原発の燃料棒だと例えれば、政治は
その制御装置なんです。経済というものは実は放っておくと、どんどんどんどん核分裂反応みたいに
どんどんどんどん広がって場合によっては爆発してしまうことすらあるんですね。
で、これを上手に制御して、そしてそこからエネルギーを取り出すのが原子力発電所で、
その原子力発電所の制御装置に相当する部分が、実は政治なんです。
ですから、政治と経済って言うんです。
 
だから、こっちの国では何か華々しい成長をしているのに、こっちの国は全然経済が
盛り上がらないってことありますよね。やはり政治が違うと全然難しいんです。もちろん、
風土の違いとか、得意不得意の違いがあるのですが、しかしそれは政治が面倒を見る部類の
一つでありまして、料理の仕方を変えればいいだけの話で、政治がきちんとしていませんと
いずれにしろですね、経済はうまくいかないんです。

ですから、まず覚えておいていただきたいのはアベノミクスという言葉がありますけども、
基本的には政治は経済を制御するシステムの部分なんです。この制御するシステムというのは、
そもそもどんなふうに国を運営して、どんなふうに人々の力を生かすかっていうところがないと
ダメなんです...(本編より一部抜粋)続きは本講座でご覧ください。




講師 藤原 直哉 先生
経済アナリスト 株式会社あえるば 取締役会長
特定非営利活動法人日本再生プログラム推進フォーラム 理事長
独立系シンクタンクとして「経済」「政治」「国際情勢」「組織のリーダーシップ」に関する独自の分析を行っているほか、小田原市および長野県南信濃遠山郷に拠点を構え、ロハス体験学校の主催、コンサルティング、社内教育、講演、執筆活動を行っている。また、藤原直哉が執筆する「ワールドレポート」を毎週発行。その他、社会人学校「藤原学校」を東京で月2回開催し、全国各地で「藤原塾」も開催している。さらにNHKラジオ第一放送の「ビジネス展望」、山口放送ラジオの「情報ダブルクリック」にレギュラー出演、NHK文化センター青山教室では「世界の中の日本経済」というタイトルで時局分析を行っている。
このほか以下の職責を兼務している。
・渋谷ソーホーバレーコモンズ(SVC)推進協議会会長
・有限責任事業組合藤原KAIZEN研究会顧問
・ワシントン大学経営大学院名誉卒業生
・ワシントン大学経営大学院キー・パートナー
 

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