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成長と恐慌
皆さん、こんにちは、藤原直哉です。経済のお話をしてありますが、今日は成長と恐慌と
いうお話をしたいと思います。恐慌という言葉はですね。経済学に出てくる言葉なんです。
特にマルクス経済学によく出てきます。
最近、大学ではマルクス経済学は必修科目ではないんで、多くの大学ではですから、恐慌
ということは学ばない方も多いんで、何かこの言葉を聞くとですね。字を見ただけで何か
怖そうですか。何かそういうことが起きるんじゃないかなと思われ方も多いと思うんです。
しかし、すごいことはそういうことなんですが、これは天変地異と同じで、ある時起こる、
起こるべくして起こることもありますので、一応これは成長と恐慌はセットになってると
思うんですね。ですから、大きく、その経済の循環の原理について、今日お話をしていきた
いと思うんです。
経済学の教科書をそのままやってもしようがないので、少しわかりやすい話をしていこうと
思うのですが、そろそろ成長と言った時には2種類の成長があります。改めて述べるまでも
ないんですが、量の成長と質の成長ですね。2種類の成長があります。
例えば車でもいいですが、ハイブリッドカーというのは新しい質的成長ですね。この質の成長
が起きると、これがまた量の成長に変わっていきます。ハイブリットカーがどんどん売れるよ
うになります、恐らくハイブリッドカーがどんどん売れるようになると、それでまた利益を得
る人たちがたくさん出てきますから、この利益を使って新たな投資をして、今度、水素カーを
生むとですから量と質というのはいつもぐるぐるぐるぐる循環しているんですね。
ですから、成長と言った場合には、量と質、両方を入ります。よく成長は悪であるっていう話は、
量ばかり拡大することがいわゆる悪なんですね。で、経済においては量の拡大と質の拡大という
のが言ってみれば、交互にと申しますか、循環的に起きているものなんで、どっちか片方だけで
はなかなか難しいんです。
例えばですね。今の新興国を見ていると、どう見ても量の拡大に急ぎすぎているところがあって、
質の拡大がなかなか伴ってないことが多いんですで、成長の質の拡大というのはですね...
(本編より一部抜粋)続きは本講座でご覧ください。
いうお話をしたいと思います。恐慌という言葉はですね。経済学に出てくる言葉なんです。
特にマルクス経済学によく出てきます。
最近、大学ではマルクス経済学は必修科目ではないんで、多くの大学ではですから、恐慌
ということは学ばない方も多いんで、何かこの言葉を聞くとですね。字を見ただけで何か
怖そうですか。何かそういうことが起きるんじゃないかなと思われ方も多いと思うんです。
しかし、すごいことはそういうことなんですが、これは天変地異と同じで、ある時起こる、
起こるべくして起こることもありますので、一応これは成長と恐慌はセットになってると
思うんですね。ですから、大きく、その経済の循環の原理について、今日お話をしていきた
いと思うんです。
経済学の教科書をそのままやってもしようがないので、少しわかりやすい話をしていこうと
思うのですが、そろそろ成長と言った時には2種類の成長があります。改めて述べるまでも
ないんですが、量の成長と質の成長ですね。2種類の成長があります。
例えば車でもいいですが、ハイブリッドカーというのは新しい質的成長ですね。この質の成長
が起きると、これがまた量の成長に変わっていきます。ハイブリットカーがどんどん売れるよ
うになります、恐らくハイブリッドカーがどんどん売れるようになると、それでまた利益を得
る人たちがたくさん出てきますから、この利益を使って新たな投資をして、今度、水素カーを
生むとですから量と質というのはいつもぐるぐるぐるぐる循環しているんですね。
ですから、成長と言った場合には、量と質、両方を入ります。よく成長は悪であるっていう話は、
量ばかり拡大することがいわゆる悪なんですね。で、経済においては量の拡大と質の拡大という
のが言ってみれば、交互にと申しますか、循環的に起きているものなんで、どっちか片方だけで
はなかなか難しいんです。
例えばですね。今の新興国を見ていると、どう見ても量の拡大に急ぎすぎているところがあって、
質の拡大がなかなか伴ってないことが多いんですで、成長の質の拡大というのはですね...
(本編より一部抜粋)続きは本講座でご覧ください。
講師 藤原 直哉 先生
経済アナリスト 株式会社あえるば 取締役会長
特定非営利活動法人日本再生プログラム推進フォーラム 理事長
独立系シンクタンクとして「経済」「政治」「国際情勢」「組織のリーダーシップ」に関する独自の分析を行っているほか、小田原市および長野県南信濃遠山郷に拠点を構え、ロハス体験学校の主催、コンサルティング、社内教育、講演、執筆活動を行っている。また、藤原直哉が執筆する「ワールドレポート」を毎週発行。その他、社会人学校「藤原学校」を東京で月2回開催し、全国各地で「藤原塾」も開催している。さらにNHKラジオ第一放送の「ビジネス展望」、山口放送ラジオの「情報ダブルクリック」にレギュラー出演、NHK文化センター青山教室では「世界の中の日本経済」というタイトルで時局分析を行っている。
このほか以下の職責を兼務している。
・渋谷ソーホーバレーコモンズ(SVC)推進協議会会長
・有限責任事業組合藤原KAIZEN研究会顧問
・ワシントン大学経営大学院名誉卒業生
・ワシントン大学経営大学院キー・パートナー