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いまさら聞けないシリーズ!経営・経済の基礎 第1回 経営に必要な情報とは?(前半)【株式会社あえるば取締役会長 藤原 直哉】

無限にある情報から、あなたに必要な情報を
自身で見極め判断できるようになる!



誤解が多い世の中で、大量の情報から、どれを取ってくるのか、自分の興味・関心と
わかる範囲・能力によって決まります。いろいろな人が関与して、政治も経済も相場
も動かしているからこそ、自分にとってどんな情報が必要なのか、見極め判断できる
能力を身につけましょう。

経営をする、仕事をする基本として、どう行動していくのか、情報を組み立て、判断
することから結論をつかめるようになります。情報の基礎、情報収集の多様な部分を
紐解きながら、情報を集めて考えを導き出す叡智をお伝えします。
 
<情報は、求めて初めて入ってくるもの>
・情報インフォメーション(information)とは
・あらゆる情報をすべて知り尽くすことは不可能
・無限にある情報からどれをピックアップするかが情報収集
 
<新聞を隅から隅まで読むことは、新聞の世界を知ること>
・書かれたもの、編集されたものを見ること
・自分にとって必要な情報なのか、求めている情報なのか
・不十分なところ、いらないところ
 
<求めれば入ってくる、求めなければ何も入ってこない>
・どこまで範囲を広げるのか
・興味を持つと、情報の範囲はいくらでも広がっていく
・太陽の黒点の数も株価に影響する!?
 
<技術のことがわかれば、初めてわかる情報>
・情報を受ける人の興味、能力によって見えてくるものも違ってくる
・本人次第で、情報収集は変わってくる
・本当の情報は、あまりない!?
 
<見方、時期、立場によって情報は変わってくる>
・誰の話を聴くか
・好意的に受けるか、反発的に受けるか、自分がどう受け止めるか
・推定している経済成長率
・どんな数字であっても、仮の数字、真実ではない!?
 
<正しい情報だけを知ることは、根本的に不可能>
・精度が上がっても、誤差は出る
・誤差をどの程度縮められるか、どう判断するかに読み替える
・真理は、○×ではない。○と×の真ん中にある
 
<インターネットに出てくる情報こそ、クロスチェックが必要>
・見比べてみて、アナログ的に見ていくことで何が真実なのかがわかる
・総合的に見て判断する
・カーナビは、必ずしも毎回最適なルートを出すわけではない!?
 
<要するにどうなんだ?インテリジェンス>
・集めてくる部分までが情報
・スパイ活動、諜報活動という意味もあるインテリジェンス(intelligence)とは
・いろいろな情報を集めてきて、考えを導き出す
 
<なさけにむくいる・良い言葉>
・情報 情に報いる(なさけにむくいる)
・本当に大事な話は、人から人へと伝わる最後の「ツボ」の部分
・公開されている情報だけで、「ツボ」を見つけるのは難しい
・信頼関係があって初めて伝わる「ツボ」の話
 
<「要するに何なのか」に必要なものは、教養>
・病気の診断に似ている情報インフォメーションとインテリジェンス
・症状を見て決める、診断があって初めて治療できる
・個別の情報、行動、いくつかの情報、事実から見抜く
・過去の事例、一般的な情報、雰囲気、全てを総合的に判断する
 
<我が社を取り巻く環境を見極め判断する>
・最後の診断だけ見ていることから卒業する
・「我が社は」どんな状態なのか、症状を自分で判断する



講師 藤原 直哉 先生
経済アナリスト 株式会社あえるば 取締役会長
特定非営利活動法人日本再生プログラム推進フォーラム 理事長
独立系シンクタンクとして「経済」「政治」「国際情勢」「組織のリーダーシップ」に関する独自の分析を行っているほか、小田原市および長野県南信濃遠山郷に拠点を構え、ロハス体験学校の主催、コンサルティング、社内教育、講演、執筆活動を行っている。また、藤原直哉が執筆する「ワールドレポート」を毎週発行。その他、社会人学校「藤原学校」を東京で月2回開催し、全国各地で「藤原塾」も開催している。さらにNHKラジオ第一放送の「ビジネス展望」、山口放送ラジオの「情報ダブルクリック」にレギュラー出演、NHK文化センター青山教室では「世界の中の日本経済」というタイトルで時局分析を行っている。
このほか以下の職責を兼務している。
・渋谷ソーホーバレーコモンズ(SVC)推進協議会会長
・有限責任事業組合藤原KAIZEN研究会顧問
・ワシントン大学経営大学院名誉卒業生
・ワシントン大学経営大学院キー・パートナー
 

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