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藤原直哉の経営哲学道場 第1回 「経営者が持つべき哲学とは」【株式会社あえるば取締役会長 藤原 直哉】

経営者が持つべき哲学とは
 
 皆さんこんにちは、藤原直哉です。今日は経営者が持つべき哲学ということについて、ちょっとお話をしたいと思うんです。哲学というのは、英語で言ったらフィロソフィーという言葉がぴったりじゃないかなと思うんですね。よく英語でカンパニーフィロソフィーという言葉があります。これは経営理念というふうに訳した方がいいんですけども。要するに、どういう哲学でその会社を運営しているんですかという意味なんですね。哲学というのは難しい言葉のように思いますけども、物の考え方ぐらいに覚えてたらいいと思うんですね。例えば何であなたはお金を稼ぐんですか。誰のためにこの仕事をしているんですか。なぜあなたは毎日出勤していくんですか。これは全部物の考え方なんですね。

 わかりやすく言うために、では、まず哲学がない状態での経営ということを考えましょうか。哲学がない状態の経営というのは、まずそもそも何かのはずみで、その会社は始まる会社を引き継ぐとか、何かのはずみで仕事に巻き込まれるってとこから始まるわけですね。例えば何かたまたまどこかの会社に勤めていたら、朝から晩までこの仕事をやれと言われた。よく分かんないんだけど、何か作業をしていた。何か作業がだんだん上手になってきて、ではあなたは少しこの事務所の経営を任され、任されてみないかと今あなたはよく仕事できるから十分経験積んだように見えるから、店長からもうちょっとそれぐらいの支配人ぐらいの仕事できるから、とりあえずやってみないかと言われたとしますね。その人にとってみると、とにかく会社の中の作業はよくできるんですよ。作業はよくできますから、その作業の腕を買われて、その事務所とかその店の経営みたいなものを任されたとしましょうか。経営者初日ですね。何をするかというと、いや別に何も変わったことはないですね。昨日と同じように作業をして、お金をいただいて仕入れもしてお金の計算をして払うものを払って1日終わるとですから、哲学はなくても、実は仕事のやり方さえちゃんと覚えてると会社って結構動くもんなんです。

 ですから、世の中を見ていると何かカンパニーフィロソフィー、なんてことをですね、全く考えずによく言う何も考えずに経営している、仕事をしている人多いというんですけども、実は結構多くの仕事は何も考えなくても昨日と同じことをやれば、大体うまくいくんです。しかし、フィロソフィー哲学がないとうまくいかない瞬間って結構来るんです。それは例えば新しい人を雇う時です。何と言って雇うか。最近は面接に来る人も結構会社のことを聞くんですね...(本編より一部抜粋)続きは本講座でご覧ください。


講師 藤原 直哉 先生
経済アナリスト 株式会社あえるば 取締役会長
特定非営利活動法人日本再生プログラム推進フォーラム 理事長
独立系シンクタンクとして「経済」「政治」「国際情勢」「組織のリーダーシップ」に関する独自の分析を行っているほか、小田原市および長野県南信濃遠山郷に拠点を構え、ロハス体験学校の主催、コンサルティング、社内教育、講演、執筆活動を行っている。また、藤原直哉が執筆する「ワールドレポート」を毎週発行。その他、社会人学校「藤原学校」を東京で月2回開催し、全国各地で「藤原塾」も開催している。さらにNHKラジオ第一放送の「ビジネス展望」、山口放送ラジオの「情報ダブルクリック」にレギュラー出演、NHK文化センター青山教室では「世界の中の日本経済」というタイトルで時局分析を行っている。
このほか以下の職責を兼務している。
・渋谷ソーホーバレーコモンズ(SVC)推進協議会会長
・有限責任事業組合藤原KAIZEN研究会顧問
・ワシントン大学経営大学院名誉卒業生
・ワシントン大学経営大学院キー・パートナー
 
 

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