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ディズニーと災害対応(BCP) なぜ3・11対応が高く評価されたのか?【作家・講師 生井 俊】

もしもの時に備えて強い組織を作る
東日本大震災の日、ディズニーランドでは何が起きていたのか



もう10年なのか、まだ10年なのか。東日本大震災から月日が経ち、災害への意識
が薄れている方も多いと思います。いつ自分の街が「被災地」になってしまうのか
誰もわかりません。しもの事態が発生した時にどんな行動をとるべきなのか、ディ
ズニーの事例で学びませんか。
 
講師を務めるのは企業や病院、介護施設などでも講演経験の豊富な生井 俊さん。自
身もディズニーランドで働いた経験を持ち、ディズニー関連の著書を3冊出版され
ています。

皆さんは「BCP」をご存知でしょうか。日本語にすると「事業継続計画」のことで、
災害などの緊急事態が発生したときに、企業が損害を最小限に抑え、事業の継続や
復旧を図るための計画です。災害発生直後からの人員の確保、情報の収集・発信す
ることを指しますが、ディズニーでは東日本大震災の発生直後、どのような行動が
取られたのでしょう。

東日本大震災が発生した日、ディズニーリゾートには7万人もの来園者がいました。
気温は10度と寒く、雨も降ってきました。もし皆さんがトップだったら、どんな決
断をして、どんな指示を出しますか。

生井さんは実際にディズニーリゾートの社長にお話を伺える機会があったそうです。
東日本大震災の時に、どのような指示を出したのか。その答えは驚くべきもので、
まさに「あれこれ」指示する時代の終焉を感じたそうです。
 



講師 生井 俊
 先生
ディズニーとホテルのホスピタリティを語る作家・講師
1975年生まれ、東京都出身。 高校時代、東京ディズニーランドでキャスト(従業員)を経験。早稲田大学第一文学部卒業後、株式会社リコー入社。 お客様満足度ナンバーワン企業ならではの、すぐに対応し好感度・信頼度を高めるサービス哲学を叩き込まれる。リコー退社後、都立高校教諭として「ゆとり世代」の教育現場に携わる。現在、執筆のほか、「人が輝く教育」や「感性の磨き方」をテーマに、「人のあり方」を大切にする講演・研修を行なっている。わかりやすく、実践的な研修は、職場環境を変える力があると、医療現場からの評判が高い。オンライン研修に対応。書籍は、累計10万部を超える。

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