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医療を取り巻くビジネスチャンスと重要な課題 前半【原土井病院副理事長 原 祐一】

医療と経済の関係から考える
日本の経済事情!

現在、日本が抱えている超高齢化社会によって、
医療費が国家予算を逼迫し、破綻に追い込んで
しまうのではないかと危惧されていますが、
医療と経済にまつわる問題はそれだけではありません。

九州・福岡県で病院を営む、原土井病院の原祐一先生は、
多くの高齢者の方々を診療してきました。
80代、90代の患者さんも少なくなく、
100歳を超える患者さんもいらっしゃいます。
在宅医療の中で亡くなっていく
高齢者を目の当たりにしてきた原先生は、
医療や福祉という側面とは別に、
高齢者は金融・経済という分野でも
大きな問題を抱えていることに気が付きました。

このセミナーでは、日本のGDPや医療費といった
データを分析し、そこから見えてきた高齢者が直面する
経済的な問題についてご紹介します。

長寿がリスクに変わる!?
超高齢化社会に潜む暗い影!

日本の消費は、ここ数年横ばいが続いています。
この要因として、非正規雇用や低賃金による
生活への不安が足かせになっている若者と、
社会保障への不信感や不透明感が募る
高齢者の存在を無視することはできません。

また、高齢者は現代だからこその、
さらなるリスクを抱えています。

それは、自分が何歳まで生きるか分からないという不安です。
何十年にも渡って汗水流して働き、コツコツ貯めてきた預金。
本来ならば、老後を謳歌するために使いたいところですが、
平均寿命が伸びている現代では、生活への不安から
怖くてお金が使えないのです。

しかし、そうしているうちに、
認知症という大きな問題が高齢者たちを襲います。
認知症になると、保有している資産は
どうなってしまうのでしょうか。

高齢化社会だからこそ知っておきたい資産管理と、
可能性を秘めるビジネスチャンスについて、
このセミナーで学びましょう。



講師 原 祐一
 先生
社会医療法人 原土井病院副理事長
人の老い、死をたくさん見てきました。その中での意見を言っていきたいと思います。
平成6年3月 東京医科歯科大学医学部卒業
平成6年4月 医師国家免許取得
平成6年4月 九州大学医学部付属病院勤務(精神神経科)
平成7年4月 大牟田労災病院勤務
平成8年4月 福岡県立遠賀病院勤務
平成9年4月 九州大学大学院医療システム学教室入学
平成13年3月 九州大学大学院医療システム学教室単位取得退学
平成13年4月 日本医師会総合政策研究機構主任研究員
平成14年4月 原土井病院勤務
平成16年4月 九州大学大学院医療システム学教室 助手
福岡市医師会 理事
平成18年4月 原土井病院 副理事長
平成20年2月 ホームケアクリニック 院長
平成21年12月 医療法人ホームケア 理事長
平成22年9月 福岡県医師会 理事
学位:平成14年9月 医学博士号取得

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