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一日7分であなたを“カイゼン”体質にする 第2回【トヨタ流カイゼンコンサルタント 石井 住枝】

時間管理のカイゼン



今から時間管理のカイゼンについてお伝えしたいなと思います。カイゼンとはという話
を先ほどしましたが、カイゼンというのは知恵を使う今あるものをさらに良くするため
に知恵を使う。それを何で時間管理に使えるのか?まず時間管理に抱える問題について
考えていきたいなと思います。

いつもすごく時間がかかっていること、当たり前のようにやっているけど、1日のうちに
一番時間かかっていることはどんなことでしょうか。普段仕事をしている時、意外とあれ
大変だな、当たり前のように決まっているから、今までこうだったから、1日のうち大半
の時間を使っていることはどんなことでしょうか。ちょっと考えてみてください。思いつ
きましたか。さて、その考えについてもし見つからない人、そういう人は1日でいいので、
1日の時間の経過をつけててください。5分単位になる人もいるかもしれないですし、もし
かしたら1分単位になるかもしれません。でも、ここは会議でも会議の中で何をやってい
るか、ただ聞いているだけなのか、議事録をつけているのか、それとも司会進行をしてい
るのか、同じ会議でも違いますよね。

まず大事なのは、今、何にどれだけ時間を使っているかということです。もし、現場の方
であれば歩く歩数も入れるといいですね。その時間、物を取りに行ったりすることは、事
務所でも同じかもしれません。コピー機に何回行っているか、ファックスを取りに行って
いるか、もしかしたら、コーヒーやお茶を飲みに行っている、ないしは、お客様と話をし
ている、もしくは隣同士話をしている、そんなこともあるかもしれません。1日、メールは
何通打っていますか。1日、何回、トイレに行ってますか。お昼時間は何分使ってますか。

そんなふうにまずは、今のそのまま、良い悪いは関係ないです、今のありのままの時間を
測定してみてください。もし測定するのが面倒だよっていう方であれば、定点観測のビデオ
をセットしておくのもいいと思います。あまり席を動かない方であれば、隣にビデオをセッ
トしておけば良いですよね。そうすると、1日、何をやっているのかが分かると思います。
特に現場で、昼直、夜1直、2直とかって入れ替えてるんだったら、余計にビデオのセッティ
ングなんかをして観察しておくと、同じ仕事のはずなんですけど、人によってやり方が違っ
てたり、時間のかけ方が違っていたりというものもよく見えてくると思います...
(本編より一部抜粋)続きは本講座でご覧ください。
 



講師 石井住枝
 先生
トヨタ流カイゼンコンサルタント
株式会社エフェクト代表取締役
トヨタで役員秘書、社員研修、工場リスクマネジメント指導を担当。 企業人財育成、地域防災、国際映画祭のプロデュースなど立ち居地と本質を見極める経営参謀の育成を実践。プロ集団づくり促進のため、経営の片腕ができる「プロ秘書力」養成講座を主宰。企業の人財コンサル、リスクマネジメントの研修を全国で展開。 国際映画祭プロデュース、中央区FMラジオ防災番組などで活躍中。

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