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企業経営に活かす人事処遇&人材活性化 第60回 JOB型学びのアラカルト⑬【株式会社日本人事総研 岡田 勝彦】(21分)

ジョブ型人事制度は本当に機能しているのでしょうか。

導入済み企業は約18%にとどまり、検討中を含めてもおよそ半数程度に過ぎません。さらに、導入企業の中でも「うまく回っていない」と感じているケースが約半分にのぼるという現実があります。日本では純粋なジョブ型は少なく、従来の職能給と組み合わせた“ハイブリッド型”が主流です。専門性の強化や役割意識の明確化というメリットがある一方で、縦割り化による人材の固定化や、将来の管理職育成の難しさといった課題も浮き彫りになっています。

では、制度はどのように設計すべきなのでしょうか。本動画では、「課題解決型」と「ビジョン型」という二つのアプローチを整理します。目の前の問題解決だけに焦点を当てる方法は分かりやすい反面、AIの進展や社会変化のスピードを考えると、数年で陳腐化する可能性があります。だからこそ重要なのが、「将来どんな人材を育てたいのか」というビジョンから逆算する発想です。長期的視点を持てるかどうかが、制度の成否を分けます。

さらに、制度は作れば終わりではありません。導入時には、企業側の論理だけでなく、従業員にとってのやりがいや成長実感につながる設計になっているかを検証する必要があります。運用段階でも、効果を測定し、必要なら制度の修正や研修による再浸透をためらわない姿勢が欠かせません。制度を守ること自体が目的になった瞬間に、形骸化が始まります。

人事制度に「完成形」はありません。到達点は常に先へと移ろいます。本動画では、現状分析から設計思想、運用の具体的なチェックポイントまでを体系的に解説します。自社の制度を見直したい経営者・人事担当者の方は、ぜひ最後までご覧ください。




講師 岡田勝彦
 先生
人事コンサルタント
株式会社日本人事総研 代表取締役。
〔主な指導・講演先〕 
各地商工会議所、青年会議所、ロータリークラブ、税務署、大手都市銀行、地方銀行、労働組合(連合会)、事業協同組合、労働基準局、社団法人、財団法人、独立行政法人、社会福祉法人をはじめ大手から中小零細にいたる一般企業など多数。人事制度は「企業発展のための手段である」「○○主義に固執しない」「運用できる制度を構築する」を理念とし平成5年設立以来、多数の企業様とご縁を頂いて参りました。また、人事部のない会社を中小企業と定義し、その会社の目線に立ち誠実で丁寧をモット-に独自の指導方法を確立し業種、業態や規模にかかわらずご支援させて頂いております。本Eラーニングを通じ、より多くの皆様に人事を中心に幅広い情報をお届けすることが企業経営の一助になれば幸いです。

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