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ホリスティックヘルスは体現できる!
ホリスティックヘルスとは、体だけでなく、心や生活全体のバランスを整えることを指します。単に医者の診断で「異常なし」と言われても、それだけで健康とは言えません。メンタルの状態、人間関係、やりがいのある仕事、経済的な安定など、さまざまな要素が総合的な健康に影響を与えます。
たとえば、食欲。誰しも美味しいものを食べたいという欲求がありますが、食欲をうまくコントロールできると、それ以外のことも整えやすくなると小田先生は語ります。
あるとき、2週間の断食を試みたとき、空腹でコンビニでそばを買いましたが、添加物の匂いが気になって食べられなかった経験があります。そのとき、「お腹が減っていても大丈夫」と自分に言い聞かせたら、本当に平気になりました。この感覚は、他の場面にも応用できるのではないかと気づいたのです。
例えば、誰かからのメールがこないと落ち込むことがあります。そんなとき、「○○君(自分の名前)、メールが来なくてがっかりしているね」と自分に話しかけ、「でも、大丈夫だよ」と言って笑顔を作ると、不思議とどうでもよくなってしまうことがあります。これは、怒りやストレスに対しても同様に対処できる方法です。
人間には誰しも不安があります。経済的な不安、健康に対する不安、そして人間関係の不安や、自分が取り組んでいることがうまくいくかという不安。未来を見つめると、さまざまな不安が浮かんできます。しかし、不安を抱えても、未来はどうなるかわかりません。だからこそ、不安を持つよりも、自分が今できることに心を込めて取り組むことが大切です。「不安は持たない」と決めて、目の前のことに集中するのです。
ここでひとつ自分に問いかけてみてください。あなたはどちらの職人でしょうか?
ただ重い石をひたすら積み上げている職人でしょうか?それとも、ヨーロッパ最大の教会の土台を築いている職人でしょうか?
毎日の仕事の中に、どれだけ喜びを見つけられるかが、あなたの未来を大きく変えるのです。
ホリスティックヘルスの基本的な考え方は、常に明るい気持ちを持ち続けることにあります。太陽のように明るく、前向きに生きることが、ホリスティックヘルスの概念を体現する生き方です。
講師 小田全宏 先生