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歴史に名を残した人を「ゲスト」に迎え、対談というかたちで、学びを引き出していくシリーズ!
歴史に学ぶ意義は、一言で言えば「未来に活かすため」未来を予測する先見性や直感力は天性の能力ではない。過去の経験の積み重ねによるところが大きい。自分の過去の経験ばかりでなく、他人の経験、他人の歴史を学ぶことができれば、より大きな学びを得ることができるはず!歴史に名を残す偉人は、成功や失敗を様々経験している。そこからいろいろな教訓を得ていこう!
1回目の「ゲスト」は小田原の偉人、二宮尊徳(二宮金次郎)。
勤勉で、働いて、奉仕をする、お国のために頑張る!薪を背負った像が戦前にたくさんつくられたことで有名だが…実際に成し遂げてきたことや人物像でいうと、 本質とはかけ離れたところで知られている二宮尊徳。そのイメージで終わらせてはもったいない!
たとえば、儒者が尊徳のもとに相談に来たことがあった。「教え子が授業に来なくなったから、来るように説教してくれ」という。理由を聞けば、ある時、大酒を飲んで泥酔して道に転がってしまい、その醜態を教え子に見られ、それ以来、来なくなってしまったという。儒者にも言い分があって、「たとえ個人的に悪かろうが、その教えている内容が良いものであれば、学び続けるべきだ」と…上司と部下でも見かける関係、実際によくありそうな揉め事だ。その時、尊徳さんは、なんと言ったのか!?「糞桶」をたとえに使って、痛快に諭す!
講師 長谷川孝 先生
株式会社あえるば 取締役社長
東海大学政治経済学部を卒業後、正社員、アルバイト、派遣社員、個人事業主など様々な場所で様々な人と様々な形態の働き方を経験。そこから得た教訓、「仕事は何をするかよりも、誰とするかが大事」を自らの働き方と研修の根底に据えている。現在は株式会社あえるば取締役社長。リーダーシップ研修や統計講座の講師を務めるほか、アンケートデータの集計・分析業務、歴史に学ぶ勉強会も手がける。人が自分の意志で前に進めるようになるためのサポート役を目指す。著書に「実践 統計分析の基礎 万来舎刊」がある。