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般若心経の智慧と現代社会への応用について

皆さん、こんにちは。牧野宗永です。
私は大学で仏教哲学を学んだ後、ネパールのチベット僧院で8年以上にわたり、チベット仏教の哲学と瞑想を学びました。その経験を生かし、帰国後は仏教のエッセンスを多くの人にわかりやすく伝える「仏教文化コミュニケーター」として活動しており、今回は般若心経について解説いたします。
1. 般若心経とは
般若心経の正式名称は「般若波羅蜜多心経」、サンスクリット語では Prajna Paramita Hridaya Sutra と記載します。
Prajna(般若):智慧(ちえ)
Paramita(波羅蜜多):悟りの境地(彼岸)
Hridaya(心):エッセンス
Sutra(経):仏の教え
つまり、般若心経とは「智慧の彼岸に至るための核心的な教え」を意味します。
2. 日本とチベットの般若心経の違い
日本で一般的な般若心経は短縮版で、「観自在菩薩(カンジーザイボーサツ)」の言葉から始まります。一方、チベットの般若心経はより長く、背景やストーリーが含まれます。チベットの経典は「私はこう聞いた」という言葉で始まり、お釈迦様が弟子たちに囲まれていた情景が描かれます。
実は、仏教経典には「お釈迦様がこう言った」と書かれたものはありません、お釈迦さまに影響を受けた弟子たちのやりとりが描かれたものです。
3. 般若心経の教えが現代に役立つ3つの理由
① 思い込みを捨てる
② 知恵を絞り、良心に問う
③ 繋がりを考え、無関心をなくす
こちらに関しては、動画にてひとつひとつ詳細を解説させていただいております。
仏教の智慧を活かし、より良い人生を歩んでいきましょう。
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講師:牧野 宗永
仏教文化コミュニケーター
小学生の頃より、お寺巡りが趣味の子供で、「人の幸せ」に関心を持つ。中学生の時、ヘルマン・ヘッセの著「シッダールタ」を読み、仏教的生き方に共感、佛教大学の仏教学科に入学。故梶山雄一先生から中観思想を、小野田俊蔵先生からチベット語、森山清徹先生から偸伽行中観派の思想を学ぶ。チベット密教の教義と実践を学ぶためにネパールのカトマンドゥへ留学し、日本とチベットの掛け橋であった故ケツン・サンポ・リンポチェに師事。五体投地十万回、金剛サッタの浄化の瞑想十万回、曼荼羅供養十万回、師の瞑想一千万回の過酷な前行を2回成就させ、チベット仏教ニンマ派の伝える密教の教えであるゾクチェンの伝授を受ける。そのほか、チベット仏教ニンマ派の高僧たちから多くの貴重な伝授、灌頂を授かり、約8年間チベット仏教僧院に滞在する。
日本に帰国後、チベット仏教の叡智を美術や教育を通して伝える「仏教文化コミュニケーター」として活動。