本編を視聴するには、視聴条件をご確認ください
0
0
今回は、思考と感情を中心にお話しします。
実は、人の決断の90%は感情に基づいていると言われています。
つまり、理屈ではなく、感情が物事を決めるということです。
嫌いなものを避けるのも、理屈ではなく感情が影響しています。
ですから、感情をどのように扱うかが非常に重要です。
例えば、仕事でミスが続いてメンタルが不調になることがありますよね。
夜遅くまでスマホを使っていると、朝起きるのが辛くなり、その結果、ミスをしてしまうことが増えます。
スマホ依存を減らすためには、使用時間を少しずつ減らすことが大切です。
この方法は、認知行動療法の考え方に基づいています。
感情には基本的な法則があり、喜び、悲しみ、怒りなどの感情はすべての人に共通しています。
また、感情は顔の表情にも現れ、私たちはそれを無意識に読み取っています。
そのため、明るく挨拶することで、人間関係を円滑にすることができます。
感情は時間とともに変わり、溜め込むと暴走することもあるため、適切に発散することが重要です。
感情知能が高い人は、自分の感情や他人の感情を理解し、うまく調整する能力を持っています。
逆に、感情知能が低いと、ストレスや不調を引き起こしやすくなります。
そのため、自分の感情をうまく整理し、コントロールすることが大切です。
感情を整理するために、マインドフルネスや自己開示を活用することをお勧めします。
自分の感情を他人に話すことは、心を軽くするために非常に効果的です。
感情を整理するために、自分が現在抱えている感情を可視化し、少しずつ整理していくことが有効です。
毎晩、1分でも今日を振り返る習慣を身につけることをお勧めします。
次回は、呼吸の重要性についてお話ししたいと思います。

佐藤 茂則(さとう しげのり) 先生
有限会社ミック研究所代表、心の学び舎メンタルサポートアカデミー🄬代表 【著書】 ・「職場と家庭ですぐに使える心支援の知恵袋」 ・「心のこりのほぐし方」「半熟たまご」「幸福実現論」「家族創世紀女性が主役」