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AIの時代、人間は“感じる”ことで進化する vol.7【佐藤 茂則】

「たった1分で、心がつながる!」——今、共感が人間関係を変える。



こんにちは、第7回のテーマは「共感とつながりの力」です。現代社会には、親子、配偶者、職場の上司部下、友人関係など、少なくとも8つの人間関係がありますが、うまくいかない理由の多くが“共感の欠如”にあります。
 
いま、厚労省の発表でもメンタル不調による労災が増加中。背景には、長時間労働やハラスメント、職場の人間関係の悪化があり、経済損失は年間2.7兆円にも上るとされています。特に40代の働き盛りが深刻で、自殺率も高まっているのが現状です。
 
キーワードは「共感力」。
誰かに「つらいよね」と言ってもらえるだけで、心は癒されていきます。職場でも家庭でも、「心理的安全性」がカギとなり、自分の気持ちを安心して伝えられる環境が必要なのです。
 
では、どうすれば共感を育てられるのか? 答えはシンプルです。
相手の話を1分だけ、黙ってうなずきながら聞いてみること。
その1分が、信頼関係を大きく変えます。「それって大変だったね」「すごいね」そんな一言が、相手の心を温めるストローク(ふれあいの一言)になるんです。
 
また、我慢しすぎると自己否定感が生まれ、思考が歪み、ストレスや病気の原因にも。だからこそ、「話す」「聞く」だけでもう一度、つながりを見直しましょう。
 
今日からできるワーク:
 
身近な人の話を1分だけ、うなずきながら聞いてみる
誰かを褒める・励ます・感謝するストロークを発信してみる
自分がもらったプラスの言葉を1日の終わりに振り返ってみる
 
「共感」は、あなたと誰かをつなぐ力です。
ぜひ今日から、“たった1分の共感”をはじめてみませんか?






佐藤 茂則(さとう しげのり) 先生

有限会社ミック研究所代表、心の学び舎メンタルサポートアカデミー🄬代表
企業、医療、介護施設、自治体等の職場開発、人財教育を行っています。企業のEAP支援、メンタル対策はお任せください。

【著書】
・「職場と家庭ですぐに使える心支援の知恵袋」
・「心のこりのほぐし方」
・「半熟たまご」
・「幸福実現論」
・「家族創世紀女性が主役」

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