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藤原直哉の未来を拓く思考法 第5回 国際情勢のリーダーシップを考える【株式会社あえるば取締役会長 藤原 直哉】

横型リーダーシップの重要性
多くの人が縦型リーダーシップの犠牲になっている!?



リーダーシップと聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか? 実はこの言葉、日本語に完全には置き換えられない、とても曖昧なものです。英語では「混沌を抑える力」といった意味合いがあります。あなたの組織にそんな役割を果たす人はいますか? もしあなたがリーダーなら、そのような働き方を実践できていますか?

リーダーシップには「縦型」と「横型」があります。昔は、上司から部下への強い権力によって成り立つ縦社会が一般的でした。これが縦型リーダーシップです。しかし、この働き方では組織は変化に弱く、時代の流れに適応しにくいのです。一方で、現代に求められているのは「横型リーダーシップ」です。

横型リーダーシップでは、権力にとらわれず、個々の自発的な働きかけが重視されます。とはいえ、日本の多くの企業は、未だに縦型の考え方から抜け出せておらず、多くの人々がその影響を受けています。あなたの組織は、しっかりと横型リーダーシップにシフトできていますか? 具体的な方法を、本講座で学びましょう。
 
国外に目を向けて考える!
世界が求めるリーダーシップとは?

今はグローバルな時代です。自国だけでなく、世界におけるリーダーシップのあり方を知ることが重要です。そこから、日本の未来に対するヒントが見えてくるはずです。例えば、世界は今、発展よりも「持続可能な社会の実現」に向けてシフトしています。核兵器や格差社会、地球温暖化などの問題に対し、このまま進むと逆に退化してしまうという懸念から、持続可能性がリーダーシップの柱となっているのです。日本もこの大きな流れの中で、独自性が求められています。世界のリーダーたちは何を考え、どのように生活しているのか、本講座で要点を押さえましょう。
 
「自分だけ良ければ」の考え方が身を滅ぼす
共通の価値観を持つことの重要性

会社でも、地域でも、国家でも、「自分だけ儲かれば良い」という考え方では成功しません。独裁的な国家は崩壊し、横暴な企業も消えていきます。それなのに、なぜ「今だけ、金だけ、自分だけ」の考え方がなくならないのでしょうか? 未来を考えないデタラメな働き方では、長期的な成功は得られないことを理解する必要があります。

では、現在の日本の内閣は世界からどう見られているのでしょうか? 報道を見れば、必ずしも好意的な意見ばかりではないことがわかります。日本のリーダーたちは私たちをどこへ導こうとしているのでしょうか? 世界に目を向けると、日本も「地球」という大きな村の一員として存在していることが見えてきます。世界の価値観を理解し、激動する時代を生き抜くための考え方を身につけましょう!





講師 藤原 直哉 先生
経済アナリスト 株式会社あえるば 取締役会長
特定非営利活動法人日本再生プログラム推進フォーラム 理事長
独立系シンクタンクとして「経済」「政治」「国際情勢」「組織のリーダーシップ」に関する独自の分析を行っているほか、小田原市および長野県南信濃遠山郷に拠点を構え、ロハス体験学校の主催、コンサルティング、社内教育、講演、執筆活動を行っている。また、藤原直哉が執筆する「ワールドレポート」を毎週発行。その他、社会人学校「藤原学校」を東京で月2回開催し、全国各地で「藤原塾」も開催している。さらにNHKラジオ第一放送の「ビジネス展望」、山口放送ラジオの「情報ダブルクリック」にレギュラー出演、NHK文化センター青山教室では「世界の中の日本経済」というタイトルで時局分析を行っている。
このほか以下の職責を兼務している。
・渋谷ソーホーバレーコモンズ(SVC)推進協議会会長
・有限責任事業組合藤原KAIZEN研究会顧問
・ワシントン大学経営大学院名誉卒業生
・ワシントン大学経営大学院キー・パートナー
 

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