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藤原直哉の簿記が会社を救う 第7回 キャッシュフローの大切さ【株式会社あえるば取締役会長 藤原 直哉】

キャッシュフローを理解してお金の流れを掴む
受注すればするほど苦しくなる経営とは
 
いくら株券や土地があってもそれで従業員の給料を支払うことはできません。世の中は現金でないと売ってくれないものに溢れています。今回のテーマは「キャッシュフローの大切さ」。現金の動きをしっかり理解することで会社の経営を見直すことができます。キャッシュフローを理解しないと、「黒字倒産」という事態も招きかねません。

例えば公共事業を請け負った場合、お金が工事の終了後にまとまって入るケースがよくあります。その期間中、人件費から仕入れまでを持ち出しで賄わなければなりません。どんどん経営が苦しくなり、受注すればするほど会社が傾いていく状況です。キャッシュフローの知識があれば防げたものが取り返しのつかないことに。そうなる前にお金の動きについてしっかりと学びましょう。
 
運転資金を持つことが大切。税金や金利などの知識から経営を予測する
昔はよく「多額の借金ができるのも実力だ」と得意になる経営者がいました。言うならば、「自分のお金と他人のお金の区別もついていない」 会 社です。今の時代にキャッシュフローを考えない経営をしていたら、どれだけ危険なことかはみなさんも想像できるでしょう。必ずかかるお金として税金があります。税金は損をしていようが、赤字だろうが、絶対に払わなければなりません。株で儲けたお金をさらに投資にまわし、翌年やってきた税金の納付書に青くなる、そんな人が跡を絶ちません。これもキャッシュフローを理解していない典型的な例です。 知っているようで知らないことに金利の仕組みもあります。

金利はなぜ変動するのでしょうか。そこには中央銀行がやっている経済のコントロールがあります。金利を見ることで借り入れや投資のタイミングも見えてくるはずです。キャッシュフローをこの機会に学び、お金の流れについてしっかりと知識を深めませんか。今すぐ動画をチェックしましょう。




講師 藤原 直哉 先生
経済アナリスト 株式会社あえるば 取締役会長
特定非営利活動法人日本再生プログラム推進フォーラム 理事長
独立系シンクタンクとして「経済」「政治」「国際情勢」「組織のリーダーシップ」に関する独自の分析を行っているほか、小田原市および長野県南信濃遠山郷に拠点を構え、ロハス体験学校の主催、コンサルティング、社内教育、講演、執筆活動を行っている。また、藤原直哉が執筆する「ワールドレポート」を毎週発行。その他、社会人学校「藤原学校」を東京で月2回開催し、全国各地で「藤原塾」も開催している。さらにNHKラジオ第一放送の「ビジネス展望」、山口放送ラジオの「情報ダブルクリック」にレギュラー出演、NHK文化センター青山教室では「世界の中の日本経済」というタイトルで時局分析を行っている。
このほか以下の職責を兼務している。
・渋谷ソーホーバレーコモンズ(SVC)推進協議会会長
・有限責任事業組合藤原KAIZEN研究会顧問
・ワシントン大学経営大学院名誉卒業生
・ワシントン大学経営大学院キー・パートナー
 

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