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藤原直哉の簿記が会社を救う 第6回 資本の働き【株式会社あえるば取締役会長 藤原 直哉】

会社を運営する意思の入ったお金
社長を解任できる力も持った資本とは
 
会社を設立する上で、最初に必要になる「資本」ですが、どんなお金なのかしっかりと説明できる人は意外と少ないものです。似た言葉で「資産」がありますし、さらに「資金」という言葉まであります。そんな中、今回学ぶ資本は、他のどれとも違う強烈な意思を持ったお金です。会社経営の重要な鍵になりますので、絶対に学んでおかなければなりません。簡単に説明すると、儲かれば増え、損をすれば減っていくのが資本です。これだけで終わらないのが資本の怖いところ。資本金を出している株主は、さまざまな権利を持っているからです。最悪の場合、経営者が会社を追われてしまうことだってあるのです。
 
社長と株主の関係はどうあるべき?
どうしてせっかく上場したのに非上場に戻すのか
社長が1番の力を持っていると思う方も多いと思いますが、実は社長を任命するのも株主の仕事です。役員の選任も、会社の解散も法律で行使が認められているのです。会社を経営する上で、いつかは上場しようと夢見る社長はいるでしょう。しかし、株主との関係がうまくいかず、非上場に戻すということも少なくありません。また、配当金をもっと出せと要求してくる株主もいるでしょう。これでは企業と株主は短絡的な繋がりになっていきます。

それでは社長と株主はどのような関係性が良いのでしょうか。ヒントは、社長は「経営を任された人」ということ。どんな株主が資本金を出すことで会社は問題を解決し、発展することができるのでしょう。同じお金を出すという面では金融機関からお金を借りる「負債」がありますが、これは資本とは全く別物で、負債と資本のバランスがとても大切です。

金融機関は約束した期日までに貸したお金に金利をつけて返してもらうことが仕事です。もしこれが滞ってしまうと、会社は倒産となりますが、貸した側にももちろんダメージがあります。経営をするとお金がどのように動くのか、リアルに感じられるはずです。この動画を見て、起業を目指すことも可能です。今すぐチェックしましょう。




講師 藤原 直哉 先生
経済アナリスト 株式会社あえるば 取締役会長
特定非営利活動法人日本再生プログラム推進フォーラム 理事長
独立系シンクタンクとして「経済」「政治」「国際情勢」「組織のリーダーシップ」に関する独自の分析を行っているほか、小田原市および長野県南信濃遠山郷に拠点を構え、ロハス体験学校の主催、コンサルティング、社内教育、講演、執筆活動を行っている。また、藤原直哉が執筆する「ワールドレポート」を毎週発行。その他、社会人学校「藤原学校」を東京で月2回開催し、全国各地で「藤原塾」も開催している。さらにNHKラジオ第一放送の「ビジネス展望」、山口放送ラジオの「情報ダブルクリック」にレギュラー出演、NHK文化センター青山教室では「世界の中の日本経済」というタイトルで時局分析を行っている。
このほか以下の職責を兼務している。
・渋谷ソーホーバレーコモンズ(SVC)推進協議会会長
・有限責任事業組合藤原KAIZEN研究会顧問
・ワシントン大学経営大学院名誉卒業生
・ワシントン大学経営大学院キー・パートナー
 

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