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藤原直哉の歴史が語る経営の極意 第4回 経営の縦糸と横糸【株式会社あえるば取締役会長 藤原 直哉】

経営を理解するために、「縦糸と横糸」という織物の概念を考えてみましょう。織物を作る際、縦糸は常に真っすぐに張られ、切れることなく安定しています。これは経営における基本的な原則や価値観を表しています。一方、横糸は異なる材質や強度であり、必要に応じて調整されます。これは経営戦略や実際の行動における柔軟性や適応力を示しています。
 
経営は時代と共に変化し、過去の経験や歴史的な教訓が未来の方向性を決定します。経営の縦糸はこれらの連続性と永続性を表し、安定感や方向性を提供します。一方で、経営の横糸は柔軟性や変化に対応する能力を象徴し、新しい状況や要求に対応するために調整されます。
 
現代の経営は、過去の教訓と現在のニーズを組み合わせて新たな方向性を生み出す必要があります。経営者は歴史を学び、過去の成功や失敗から学び、それを未来の計画や戦略に反映させることが重要です。時代の変化に対応するためには、過去と現在を融合させた経営のアプローチが必要です。
 
経営者は、経験と知識を持ちながら、常に時代の変化に敏感であり、柔軟に対応できる能力を持つ必要があります。過去の経験と現在の状況を踏まえて、未来への道筋を考えることが経営の成功につながります。



講師 藤原 直哉 先生
経済アナリスト 株式会社あえるば 取締役会長
特定非営利活動法人日本再生プログラム推進フォーラム 理事長
独立系シンクタンクとして「経済」「政治」「国際情勢」「組織のリーダーシップ」に関する独自の分析を行っているほか、小田原市および長野県南信濃遠山郷に拠点を構え、ロハス体験学校の主催、コンサルティング、社内教育、講演、執筆活動を行っている。また、藤原直哉が執筆する「ワールドレポート」を毎週発行。その他、社会人学校「藤原学校」を東京で月2回開催し、全国各地で「藤原塾」も開催している。さらにNHKラジオ第一放送の「ビジネス展望」、山口放送ラジオの「情報ダブルクリック」にレギュラー出演、NHK文化センター青山教室では「世界の中の日本経済」というタイトルで時局分析を行っている。
このほか以下の職責を兼務している。
・渋谷ソーホーバレーコモンズ(SVC)推進協議会会長
・有限責任事業組合藤原KAIZEN研究会顧問
・ワシントン大学経営大学院名誉卒業生
・ワシントン大学経営大学院キー・パートナー

 

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