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一日7分であなたを“カイゼン”体質にする 第5回【トヨタ流カイゼンコンサルタント 石井 住枝】

仕事を楽しくするためのカイゼン術



それでは、ここからは仕事を楽しくするための改善術をお伝えしたいと思います。さき
ほど仕事は楽しくしなくちゃというお話をしましたが、仕事をいかに楽しく仕事をする
か、これにはやはりカイゼンという工夫が必要だと思います。どうしてもやらされ感で
あったり、人に言われたからと指示のままする仕事は、やはり面白くないですよね。で
すので、仕事を楽しくすることっていうのを少し考えてみたいと思います。
 
仕事が忙しい忙しいって口にしてませんか、忙しいという文字は心を亡くすと書きますが、
本当に忙しい人は忙しいとは言いません。忙しいってことは、自分で時間管理ができてな
いと、自分で叫んでいるのと一緒なんですね。いかに仕事を楽しくするか、カイゼンの本
質は仕事を楽にする方法。どうやったら楽になるか、それが実は仕事を楽しくする実践術
でもあります。

例えば、忙しい忙しいって言ってる人の中には、忙しい事案を書き出していないかもしれ
ません。これは労働リストでも時々間違えるんですが、レッドリストで今日の仕事は20個
あるって書き出すと、すごく大変だなって見えるかもしれません。ただ、そのToDoリスト
の一覧表の中に1時間かかるものもあれば、3分で終わることもあるかもしれません。ToDo
リストのちょっとした欠点としては、時間軸が書いてないと、わかりにくいってことです。
 
だから、本当に仕事の時間割ができている人は、まず自分の頭の中からやるべきことを書き
出し、その書いたものを時間軸に落とし込んでいるってことなんですね。よく秘書の人とか
手帳を見せてもらうと会議とかいっぱい書いてあります。でも、その会議は自分が出るもの
ではないもの、自分のボスであったり、上司が出る会議が書いてあったりします。当然、そ
の時に会議室のセットであったり、お茶を出す必要があったり、資料の準備があったりはあ
るかもしれません。ただ、2時間ずっと会議に出ているわけではありませんから、その時間帯
は手が空くわけです。それであれば、空いた時間で、アポイントの電話をしたり、何かの決
裁をしたり、もしかしたら出かける用事を入れるだとか...(本編より一部抜粋)続きは本講座
でご覧ください。



講師 石井住枝
 先生
トヨタ流カイゼンコンサルタント
株式会社エフェクト代表取締役
トヨタで役員秘書、社員研修、工場リスクマネジメント指導を担当。 企業人財育成、地域防災、国際映画祭のプロデュースなど立ち居地と本質を見極める経営参謀の育成を実践。プロ集団づくり促進のため、経営の片腕ができる「プロ秘書力」養成講座を主宰。企業の人財コンサル、リスクマネジメントの研修を全国で展開。 国際映画祭プロデュース、中央区FMラジオ防災番組などで活躍中。

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