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一日7分であなたを“カイゼン”体質にする 第7回【トヨタ流カイゼンコンサルタント 石井 住枝】

先を読む



「先を読む」ということを一緒に考えていきたいと思います。カイゼンで先を読むっ
てどういうことかと思うかもしれませんが、先を読む、明日のこと、一週間後、1年後、
2年後、3年後、10年後、20年後という計画を立ててみましょうということです。つま
り、明日の準備を、前の日にするというのは段取りでお伝えしましたが、それが半年、
1年後、どういうふうになっているかっていうのを大雑把でいいので、計画を立ててお
くということです。しかし、計画というものは立てた時期の一番最先端、自分が考えた
最善策で計画を立てます。しかし、それが2ヶ月、3ヶ月と計画に従って動いていくと、
うまくいかないこと、そしてやったけれど、簡単に済んじゃったこと、思ったより反対
された、なんていうこともあると思います。ですので、半年、1年の計画を立てること
は大事です。そして、10年後の計画を立てることも大事なんです。
 
しかも、その途中でカイゼンをしていくということです。これは研修でもやっているん
ですが、テーマを立てて6ヶ月の計画を立てます。そこからスタートするんですが、そ
の際、たくさん考えたつもり、現地、現物を確認していたつもりなんですが、実際やっ
てみるとうまくいかないことって多々あります。そして、工場や現場を確認して行って
みると聞いてた話と違うとか、以前と違うとか、人がいなくなっている、ここが壊れて
る、なんていうことがよくよくあります。または逆に思ったより簡単にいってしまって、
もうほとんどできているということもあります。そういう場合は、計画の途中、3カ月
後のところで定点観測が必要なんです。そこでうまくいっていることであれば、さらに
レベルをアップした目標に修正したり、うまくいかないのであれば、テーマを変える必
要が出てくるかもしれません、目標設定をしたら、6カ月後、1年後の計画を立てるのが
良いです。
 
また、立てた後がもっと大事なんです。立てた後、それを進めるかどうか、それを読み
ながらいくということです。そして、先読みというところに対して、もう一つポイント
があります。先を読むというのは...
(本編より一部抜粋)続きは本講座でご覧ください。
 



講師 石井住枝
 先生
トヨタ流カイゼンコンサルタント
株式会社エフェクト代表取締役
トヨタで役員秘書、社員研修、工場リスクマネジメント指導を担当。 企業人財育成、地域防災、国際映画祭のプロデュースなど立ち居地と本質を見極める経営参謀の育成を実践。プロ集団づくり促進のため、経営の片腕ができる「プロ秘書力」養成講座を主宰。企業の人財コンサル、リスクマネジメントの研修を全国で展開。 国際映画祭プロデュース、中央区FMラジオ防災番組などで活躍中。

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