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レポートの名称を変えただけで職場が変わる!?
医療現場でよく使われる「インシデントレポート」。患者の安全確保や現場の改善点を共有するための重要なツールですが、実際には提出件数が少なく、現場の声が十分に集まらないという課題が多くの職場で見られます。その原因は、「自分のミスを記録する」というネガティブなイメージにあると言われています。講師の佐藤茂則先生は、この状況を改善するために、インシデントレポートの名称を変えるというシンプルな方法を提案しました。そして、驚くべきことに、名称を変えただけで職場全体に変化が生まれたのです。
レポート提出件数は大幅に増加し、内容も「こうすればもっと良くなる」「患者の心理をもっと理解しよう」といった、患者目線の建設的な意見が多く寄せられるようになりました。これまでのインシデントレポートと内容は同じにもかかわらず、名称を変えただけで職場の雰囲気が明るくなり、スタッフ同士が前向きに改善に取り組む姿勢が育まれたのです。たった一つの小さな工夫が、職場の接遇向上や働きやすい環境づくりにつながることを実感できるこの事例は、医療や介護現場にとどまらず、あらゆる職場に応用可能です。レポートの共有が進むことで、スタッフの意識が一つになり、自然と職場全体の質が向上していきます。
佐藤先生の講座では、こうした小さな工夫で大きな変化を生み出す具体的な方法を紹介しています。あなたの職場も、人材育成コンサルタントの視点で見直してみませんか?ちょっとしたアイデアで、働く環境がイキイキと変わる秘訣がきっと見つかります!
佐藤 茂則(さとう しげのり) 先生
有限会社ミック研究所代表、NPO法人メンタルサポートアカデミー理事長
【著書】
「最新・病院経営ハンドブック」(同友館)
「病医院の教育研修ツール集」(アーバンプロデュース)
「看護スタッフがカウンセリングを学ぶ教育ツール集」(アーバンプロデュース)