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AIの時代、人間は“感じる”ことで進化する vol.3【カウンセラー 佐藤 茂則】

第3回:レジリエンシー(心の回復力)を育てるために



レジリエンシーとは、困難やストレスに対して柔軟に対応できる心の力のことです。これを身につけることで、仕事や日常のストレスにうまく対処でき、心の健康を保つことができます。ここでは、そのために大切な4つのポイントを紹介します。
 
1. 時間を上手に使う
忙しい毎日、心と体を休める時間をしっかり確保することが大切です。仕事とプライベートのバランスを取るためには、休養や趣味の時間を意識的に作ることが重要です。心身が疲れ切ってしまう前に、リズムを整えることを心がけましょう。
 
2. 気分転換を意識的に行う
仕事の合間や休日に、気分転換の時間を取り入れることも大切です。気分転換をうまく取り入れることで、心身ともにリフレッシュでき、仕事に戻ったときに集中力が高まります。散歩をする、好きな音楽を聴くなど、自分に合った方法でリラックスする時間を作りましょう。
 
3. 周囲とのコミュニケーションを大切にする
日々の生活の中で、家族や友人、同僚と話すことは心の健康にとってとても大切です。悩みを共有したり、アドバイスをもらったりすることで、気持ちが軽くなります。自分の気持ちをしっかり伝えることも、レジリエンシーを高めるポイントです。
 
4. 相談する力を養う
ストレスや悩みを抱え込まず、周囲の人に相談することが重要です。頼ることや頼られることは、お互いに安心感を与え、心を軽くする効果があります。自分が辛いときには、信頼できる人に相談してみましょう。
 
セルフケアを最優先に
レジリエンシーを高めるためには、まず「セルフケア」が大切です。自分の健康を守るために、無理なく自分のペースで生活することが必要です。心と体をリフレッシュさせることで、ストレスに強く、柔軟に対応できる心を育むことができます。
 
ストレスや困難は避けられませんが、心が柔軟であれば、問題に直面しても乗り越える力が湧いてきます。自分の心を守ることが、レジリエンシーを育てる基本です。
 
レジリエンシーを育てるためには、時間の使い方や気分転換、周囲とのコミュニケーションを大切にすることが重要です。また、悩んだときには相談する勇気も持つこと。自分の心と体を大切にし、柔軟に対応できる心を育てることが、ストレスに強い自分を作る第一歩です。





佐藤 茂則(さとう しげのり) 先生

有限会社ミック研究所代表、心の学び舎メンタルサポートアカデミー🄬代表 【著書】 ・「職場と家庭ですぐに使える心支援の知恵袋」 ・「心のこりのほぐし方」「半熟たまご」「幸福実現論」「家族創世紀女性が主役」

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