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第2回 これが、現代のリーダーシップ育成論だ!【株式会社 タカハシ&パートナーズ 髙橋 宗照】

ビジョンが世界を変えるリーダーシップの新時代



今回のテーマは「世界征服は可能か?」です。
 
突飛に思えるかもしれませんが、実はこれは現代のリーダーに必要な「ビジョン」の話です。
 
社会人になるとPDCA(計画・実行・評価・改善)が大事だと言われますが、大切なのはその中心に**明確なゴール(目的・目標)**を置くこと。ゴールがなければ、PDCAを回しても意味がなく、方向がブレてしまいます。
 
これは家庭でも同じです。たとえば子育てにおいて、夫婦で「どんな子に育てたいか」を話し合わないと、親の言うことがバラバラになり、子どもは混乱します。家族も一つのチーム。ゴールの共有が不可欠です。
 
企業もまた同様で、ミッション(存在意義)、ビジョン(理想の姿)、バリュー(行動指針)を再定義する動きが増えています。大切なのは、「こうなりたい」という姿をビジョン化すること。
 
たとえば「世界征服したい」と言う悪役がいますが、「どんな状態をもって世界征服なのか」を定義していない。これは「幸せになりたい」という漠然とした願望と同じで、ビジョンが不明確だと何をすればいいかも分かりません。
 
リーダーに今求められているのは、明確なビジョンを描き、共有することです。
それが世界征服でも、幸せでも、目標でも構いません。
 
自分や組織が「どんな状態を目指すのか」を言語化し、目標として持つこと。
それが、これからの時代に必要なリーダーシップです。





髙橋 宗照(たかはし むねてる) 先生
 
株式会社 タカハシ&パートナーズ 代表取締役
 
中央大学卒業。大手ハウスメーカーに営業職として入社し20代後半から管理職を経験。常に営業チームをトップランクに導き多数の営業表彰を獲得。その後マンションデベロッパー会社に転職。事業計画の策定から販売計画の立案・実践までを経験した後、経営コンサルティング会社㈱船井総合研究所に入社。2002年に現会社を創業。現在は経営コンサルタント、セミナー・研修講師、講演、作家、FMラジオのコメンテーター、住宅コンサルタントなどで活動中。また「個人が元気にならなければ企業も社会も元気にならない」をモットーに、クリティカルシンキングとメンタルな部分を融合した パーソナル・モチベーション・ナビゲーター(PMN)として、多方面に渡って活躍している。
 
(主な実績)
●研修・講演など延受講者数:50,000名以上
●著書(共著、電子書籍等含む)は2014年3月現在で11冊
●FMさがみ(83.9MHz)にて毎週金曜日8:00~「高橋宗照のビジネス通信」に出演
●他NHK、ワールドビジネスサテライト、日経新聞等出演、取材依頼、掲載経歴あり

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