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藤原直哉の歴史が語る経営の極意 第2回「逆境を生き抜く知恵」【株式会社あえるば取締役会長 藤原 直哉】

未来に関する勉強をするための最高の教科書は、歴史です。歴史は、過去の出来事や人々の経験から学ぶことで、未来に対する洞察力を養うことができます。特に逆境の乗り越え方を学ぶためには、日本の歴史や先人の智慧に目を向けることが重要です。
 
逆境とは、状況が悪化し、ますます厳しくなる状況のことです。逆境においては、ただ待っているだけでは状況が好転することはありません。むしろ、積極的に行動し、新たな戦略やアプローチを模索する必要があります。時代の流れの中で自分の立ち位置がうまくないと感じた時、それが逆境です。しかし、逆境には必ず終わりがあります。そのため、逆境の中で次の時代に生き残る術を身につけることが重要です。
 
日本の歴史には、幕末やバブル期などの逆境を乗り越えた実例が数多くあります。これらの時代の先人たちは、逆境を脱け出すための知恵や勇気を示しました。日本の強さは、官や組織ではなく、民衆が持つ底力や創造力にあります。そのため、逆境の中でも日本人は外に向かって学び、進んでいく姿勢を示しました。
 
時代の流れは常に変化し、逆境は常に存在します。しかし、逆境の中でも生き抜くための智慧やエネルギーを身につけることができれば、次のチャンスに向けて準備ができるでしょう。逆境でも前向きな姿勢で学び続けることが、未来に向けての鍵となります。
 

講師 藤原 直哉 先生
経済アナリスト 株式会社あえるば 取締役会長
特定非営利活動法人日本再生プログラム推進フォーラム 理事長
独立系シンクタンクとして「経済」「政治」「国際情勢」「組織のリーダーシップ」に関する独自の分析を行っているほか、小田原市および長野県南信濃遠山郷に拠点を構え、ロハス体験学校の主催、コンサルティング、社内教育、講演、執筆活動を行っている。また、藤原直哉が執筆する「ワールドレポート」を毎週発行。その他、社会人学校「藤原学校」を東京で月2回開催し、全国各地で「藤原塾」も開催している。さらにNHKラジオ第一放送の「ビジネス展望」、山口放送ラジオの「情報ダブルクリック」にレギュラー出演、NHK文化センター青山教室では「世界の中の日本経済」というタイトルで時局分析を行っている。
このほか以下の職責を兼務している。
・渋谷ソーホーバレーコモンズ(SVC)推進協議会会長
・有限責任事業組合藤原KAIZEN研究会顧問
・ワシントン大学経営大学院名誉卒業生
・ワシントン大学経営大学院キー・パートナー

 

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