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新・経営哲学道場 第3回 働きアリと働かないアリ【株式会社あえるば取締役会長 藤原 直哉】

皆さんの組織に「働かない人」はいませんか?
働きアリの法則から考えるリーダーシップ!



藤原先生が講師を務める、経営哲学道場でマネジメントを学びませんか。今回はどの組織にも当てはまる身近なテーマ、『働きアリと働かないアリ』です。

皆さんは「2-6-2の法則」をご存知でしょうか。これは、全く働かないアリが2割、働くアリが6割、良く働くアリが2割という法則です。人間の組織にも同じことが言えますが、働かない社員を次々とリストラし、人を入れ替えていく経営は、長続きする社員がいなくなり、会社全体が弱くなってしまいます。さらに、働かないアリがいなくなっても、今度はこれまで働いていたアリが働かなくなるという現象が起こるのです。

経営者や幹部社員は、怠ける人が出てくることを理解しなければなりません。かといって、サボっている人をそのまま見逃すのはいかがなものでしょう。講座を受講して、どのように組織をマネジメントすべきかを学びませんか。
 
長続きする会社は人の出入りが少ない。出入りの激しい国も安定しない
植物は落ちた種の場所、根をはる場所を変えられません。その環境に健気に適応し、成長していかなければならないのです。一方、人は環境をどんどん変えることができます。しかし、長続きしている会社ほど、人の出入りは少ないものです。国にも言えることですが、人の移動の激しい国はなかなか安定しません。

大陸国と比べて、日本は島国ですので、独自の国民性を育んできました。日本は古くから独裁的なものを嫌う傾向があり、国も政治も、組織も、二つに割れることで成長してきました。一人のリーダーに任せるのは、よっぽどの緊急時のみで、派閥抗争を繰り返し、議論することで、バランスを保っているのです。このことからも、日本人にとって、議論を積み上げるというプロセスが非常に重要と言えます。この講座では、日本の組織におけるマネジメントが詳しく解説されています。
 
全員同時に稼ぐのが理想だが、現実は厳しい。
未来を見据えた教育で会社を強くする
仕事の「できる・できない」はどのように考えると良いかわかりますか。全員が同時に稼ぐ社員、優秀な社員の組織を作ることは難しいでしょう。なぜならば、ピットインしている社員もいれば、体調を崩している社員、子育てや介護に悩む社員もいるからです。それら全てを含めて、輝かしい組織を作っていく必要があります。さらに、人は変わっていく生き物です。考え方も変わりますし、行動も変わります。現状だけで判断せず、未来も見据えた人事異動や採用が必要です。未来のことがわからないから人材投資をしない、できる人がどんどん高齢化しているなど、悩みを抱えてはいませんか。次の世代をしっかり教育していくためにも、この講座で経営哲学を学びましょう。




講師 藤原 直哉 先生
経済アナリスト 株式会社あえるば 取締役会長
特定非営利活動法人日本再生プログラム推進フォーラム 理事長
独立系シンクタンクとして「経済」「政治」「国際情勢」「組織のリーダーシップ」に関する独自の分析を行っているほか、小田原市および長野県南信濃遠山郷に拠点を構え、ロハス体験学校の主催、コンサルティング、社内教育、講演、執筆活動を行っている。また、藤原直哉が執筆する「ワールドレポート」を毎週発行。その他、社会人学校「藤原学校」を東京で月2回開催し、全国各地で「藤原塾」も開催している。さらにNHKラジオ第一放送の「ビジネス展望」、山口放送ラジオの「情報ダブルクリック」にレギュラー出演、NHK文化センター青山教室では「世界の中の日本経済」というタイトルで時局分析を行っている。
このほか以下の職責を兼務している。
・渋谷ソーホーバレーコモンズ(SVC)推進協議会会長
・有限責任事業組合藤原KAIZEN研究会顧問
・ワシントン大学経営大学院名誉卒業生
・ワシントン大学経営大学院キー・パートナー
 

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